175-×-110-222-161-142
130-79-87-×-66-84
207-222-110-153-110-121
(207-255-120-180-120-141)
185-146-91-×-90-146
ガルーラ@ガルーラナイト せいしんりょく
181-146-101-×-101-156
(181-176-121-×-121-167)
167-99-76-110-100-178
WCS2016ルールにおいて気に入ってる構築のひとつ。
以前オフでスカーフカイオーガ+ドーブルの初手と対峙した際に両方放置できないポケモンが並んでいて、なおかつ、後ろにレックウザが控えていることを考慮するとグラードンを裏投げするのもやりづらく、非常に強力な初手だと思ったので自分でも使ってみることにしたのが始まり。
ということで、スカーフカイオーガ、ドーブル、レックウザは確定。
スカーフカイオーガで削り切ったポケモンの掃除役として『こだわりハチマキ』を持ったファイアローも確定。
次にメガゲンガーの『かげふみ』から交換ができなくされた状態で後ろからゲンシグラードンを出されるとスカーフカイオーガの水技が全く通らなくなってしまうこと、カイオーガとレックウザという組み合わせ上、ディアルガの突破が難しくなってしまうことが気になったため、どちらにもある程度対応ができる『かみくだく』と『けたぐり』を持ったメガガルーラを採用した。
最後に、初手の化身ボルトロス+ガルーラの並びもやや厳しいと感じていたため、化身ボルトロスの選出を抑制させられそうなライチュウを入れて構築が完成。
個別解説
普通のスカーフカイオーガ。
メインウエポンである『しおふき』と『こんげんのはどう』は確定で、あまり撃つ機会はないが、メガボーマンダやレックウザに抜群をつける『れいとうビーム』を採用。
最後は『かみなり』と選択であったが、このルールでスカーフカイオーガで『かみなり』を撃ってる状況がなかなかなさそうに感じたので『ワイドガード』対策(ドーブルが『フェイント』を所持しているためあまり使わないが)と追加効果にも期待ができる『ねっとう』を採用。
>ドーブル
カイオーガの隣で『ダークホール』をするポケモン。持ち物は『ラムのみ』や『メンタルハーブ』なども試したが、どちらもさほど発動機会がなかったため、行動回数が約束される『きあいのタスキ』とした。
配分はメガガルーラの『グロウパンチ』の餌にされることを嫌ったため、B振りとし、素早さは『トリックルーム』下のゲンシグラードン、ゲンシカイオーガの上から『ダークホール』を撃てるように個体値を下げたS84ドーブルとしている。
『トリックルーム』下でS84ドーブルとしての役割を遂行してほしいため、今回とくせいは『ムラっけ』ではなく、『テクニシャン』で採用しており、残りの努力を全てこうげきに回して『フェイント』を覚えさせている。
一見、こうげきに振り切ったドーブルの『フェイント』に首を傾げる人も多いかもしれないが、カイオーガの『しおふき』で倒しきれなかったメガガルーラに対して死に際の『ふいうち』を撃たれる前に処理できることや、最速耐久無振りゼルネアス(想定は実数値H202-B116-D119)に対してカイオーガのダブルダメージ雨『しおふき』+ドーブルの『フェイント』で高確率で倒せる強味がある他、相手の『きあいのタスキ』を上から壊せたり、カイオーガの全体技を倒す上で厄介になってくる『ワイドガード』も潰すことができるため、A振りテクニシャンフェイント型としている。
残りの技としてはあると便利であり、『ダークホール』が通りにくそうかつ、初手の対面でお茶を濁せる技として『ねこだまし』を採用した。
最後の技として、『このゆびとまれ』や『ワイドガード』も候補に上がったが、このポケモンには『ダークホール』の脅威があり、『このゆびとまれ』をしていなくとも、相手が勝手に倒しに来てくれること、スカーフカイオーガの上からの『しおふき』やレックウザの『しんそう』ファイアローの『ブレイブバード』などの先制技を多用するため、それほど採用の優先度は高くないと感じたため、採用を見送った。
次に個人的な意見ではあるが、このルールにおいて『ワイドガード』を使うポケモンはドーブルとギルガルドぐらいだと思っており、ドーブルの警戒されるべき技は1に『ダークホール』で次に『このゆびとまれ』や『ワイドガード』だと思っており、別の構築を使っていた際でも相手が勝手に『ワイドガード』を警戒して単体技を押してくることが体感多かったため、『このゆびとまれ』同様、使わずとも相手が勝手に警戒してくれることが多いと感じたためこちらも不採用。
では、最後の枠は何にしたかというと、カイオーガの『しおふき』を通す上で厄介になってくる先制技、主にファイアローの『ブレイブバード』等を防ぎたいという盤面が多々発生したので『ファストガード』を採用した。
裏から投げることも多く、いろいろ耐えてほしいためいじっぱりHAベースの配分とした。
当時のゲンシカイオーガの配分はひかえめでH252B180振りでメガレックウザ珠『ガリョウテンセイ』を確定で耐える配分にすることがオーソドックスであり、残りを全てSに振ってもSが120になるため、そこを意識したS121での配分で採用。
技構成はメインウエポンの『ガリョウテンセイ』とカイオーガの『しおふき』を耐えてきたポケモンを上から倒したいため、『しんそく』も確定。
性格はいじっぱりではあるが、下降補正が入っていてもメガシンカすればC実数値は180で大体ラティオスと同じぐらいの火力が出せる『りゅうせいぐん』にも魅力を感じたのでこちらも採用。
最後にゲンシグラードンを意識した『アクアテール』も採用した。
基本的にはカイオーガでゲンシカイオーガを見ているため、この技をゲンシグラードンに撃つ場面はなかなかないが、確定で倒せるのが魅力的。
『たきのぼり』の場合だと確定にはならない。
この構築の掃除役。
基本的には『ブレイブバード』しかしない。
配分はたくさん『ブレイブバード』をしてほしいので申し訳程度のHA振りとした。
とくに語ることはない。
>ガルーラ
もう1匹のメガ枠、先程も語ったようにメガゲンガー+ゲンシグラードンにカイオーガが手も足も出なくなるので『かみくだく』を持たせてメガゲンガーの処理を早くすることを意識している。
次に構築上キツイディアルガの相手もこのポケモンに担ってもらっているため『けたぐり』も採用している。
メガシンカ前のとくせいは『せいしんりょく』としており、理由はメガゲンガーに対して『きもったまねこだまし』を撃ちに行くより『かみくだく』をした方が良い場面の方が多く、『せいしんりょく』の方が汎用性が高そうだと判断したため。
しかし、基本的にはメガゲンガー構築とディアルガ構築にしか出さないため『せいしんりょく』が生きる場面もさほどない。
この構築の見せポケ枠。
ボルトロス+ガルーラの並びがややキツイのでボルトロスの選出を抑制できる駒として採用。
基本的には出さない。『ねこだまし』した後にもう1回ひるませたら強いかな〜と思ったのでおうじゃのしるし投げつける型で採用した。
余談だが、この『おうじゃのしるし』はポケモン界隈インフルエンサーのトシニキにもらったものである。(記憶が正しければ)
基本選出
(完)