物語が始まらない。

 

 

少し前からちょくちょくツイートしていたと思う人についてのお話。

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そうです。

9月までヘルプでうちの部署に来てた

38歳でおっぱい大きいお姉さんのお話です。

 

 

この人は基本無口なんだけど

喋ったら結構毒舌なとこがある人。

 

 

UFOキャッチャーが得意らしくて

休憩時間から帰ってくる度に何かしら持って帰ってくるっていうお話を他の部署の同期から聞いてた。

 

そんな情報を手に入れた僕は話のきっかけにしてやろうと思って。

 

その人が次にヘルプにやって来るのを待ちわびていた。

(時点で8月ぐらいのお話。)(真面目に仕事しろ。)

 

 

そして、その人はやって来た。

 

 

 

 

仕事の合間にさりげなく聞くつもりだったけど。

さりげなくのタイミングなどなかったので

何の前触れもなくいきなり聞いてみた。

 

「○○さんってUFOキャッチャー得意なんすかー?」

 

○○さん

2.3秒沈黙。

 

あっ、これマズイ流れっすか?

 

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そして、○○さん口を開く。

 

「え、うん。そうだけど。

他のとこに行った時とかはお昼によく何か取ってくるし休日とかもよく何か取りにいったりするけど。

 

 

 

 

なんで?」

 

 

 

引いているというより驚いてる様子だった。

 

よかった。よかった。

 

僕「いやー、なんかー。僕の同期が○○さんはUFOキャッチャーが得意らしいって言っててー。なんか気になったんで聞いちゃいましたー!」

 

 

そこでその時の会話は終わったんだけども

 

その人ともっと仲良くなりたいなーと思ったのがその時の気持ちだった。

 

 

 

 

あ、何度も言うけど

基本38歳の人なんて守備範囲外だからね?

好きとかそういうのじゃないからね?

友達になりたいだけだし、

おっぱいは大きいしそこは魅力的だけど、

べつにえろいことしたいとか思ってないんだからね?マジで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、それから1ヶ月後の9月末ぐらい。

うちの会社は意味の無い異動を半年に1回のペースでやるので異動になった人達の送別会ということで飲み会があった。

 

その時にそのえろい先輩も来ていた。

 

普段は眼鏡にマスクのその先輩が

マスクを外してコンタクトの姿で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だが別にルックスが良いわけでもなんでもないから

可愛くもなんともないよ。笑

 

てか、眼鏡のイメージ強すぎてその時最初誰かわからなかったし

他の人もそんなこと言ってた。

 

 

 

 

 

そして、まぁ飲み会は始まる。

席が近かったのでちょくちょく喋る。

喋った中でわかった情報は

その人は休みが月木休み。

基本的にいろんな部署にヘルプで現れるので

いろんなところにいつも行ってる。

休日は町田のゲーセンに出没する。

家が結構近い。

 

こんなところ。

そしてその人が冷麺を美味しそうに食べていたので僕も冷麺を頼んだ。

 

そして冷麺が来る。

 

ちなみに言っておくと僕は小さい頃まで

冷麺や冷やし中華の類が嫌いだったし

冷麺に至っては多分食べるのは10年振りぐらいだったと思う。

 

そして冷麺が来たのですする。

あ、ちなみにこの時点でそこそこ酔ってたので少しテンションが上がっておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕「あ?冷麺固くね?

噛み切れないんだが?」

 

心の中で言ったつもりが酔っていたため

もろに口に出ていた。

 

そしてその後も

 

僕「噛めん。噛めん。

どうやってこれ食べんの?麺固すぎません?」

 

周りにいた先輩たちは笑ってるし

当然○○さんも笑ってた。

 

「冷麺固くて食べれないとか言ってる人初めて見たし、冷麺って固いもんじゃん。笑」

 

 

僕「いやー、冷麺食べるの10年振りぐらいだったんで知りませんでした〜。笑」

 

こんな茶番な会話した。

 

 

 

そのあとは2次会とかもあったみたいで。

その○○さんも2次会に行ったみたいだったし

僕も誘われたんだけども。

 

そこそこ酔っていた上に何度かお酒で失敗している僕は

これ以上飲むのも騒ぐのも危険だと自己判断したためタクシーで帰宅した。

 

 

 

 

 

 

まぁ冷麺のお話は今後会った時に

ネタにできるし。

 

次○○さんが来た時にたくさん話せたらいいな〜☺️

 

 

 

とか思ってた。

 

 

 

 

 

 

 

それから10月になった。

 

仕事はすごく忙しくなった。

 

 

忙しくなってヘルプの人がたくさん来る様になったが○○さんは来ない。

 

 

 

それから3ヶ月と経ったが

○○さんが来ることはなかった。

 

そして風の噂で聞いたお話だと

その○○さんは3月いっぱいでやめるらしい。

 

いつか、また来ると思ってたのも束の間。

やめてしまうなら仲良くなることすらできない。

 

 

そうなっては何も思い出すら作ることができないまま会えなくなってしまうんじゃないかと思った僕は考えた。

 

 

 

 

 

 

なんとかして○○さんと遊びにいきてぇな。

一緒に町田デートしたいし。

 

あわよくばお台場デートしたい。

(お台場デートは僕の趣味です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えたら即動かないといけない。

そう思ったので○○さんと仲が良さそうだった先輩に相談してみることにした。

 

 

35歳の先輩にね。笑

ぼく「あのー、○○さんと仲良くなりたいんですけどー。LINEとか持ってますぅ?」

 

××さん「あー持ってる。持ってる。じゃあ俺君にLINE教えていいか聞いといてあげるわー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。有能。

 

俺の勝ち。

 

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あとは待つだけ。

 

お台場デート楽しみだなー。

 

ああああー❤️❤️

 

おっぱい。おっぱい。

 

 

 

アホなのでこんなことを考えていた。

 

 

 

 

それから3日後。

 

僕「あのー、先輩。例の件どうなりました?」

 

××さん「あー、一応聞いたんだけどねー。

既読がつかないんよねー。あの人変わってるし多分LINEとか見ないのか、或いは私とLINE交換したけど、今までLINEしてこなかっあし私って気づいてないんじゃないかな?

とりあえず、ドンマイ。」

 

僕「()」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お話になりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物語が始まりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

でもね。でも。僕は思う。

 

これ、返事返って来たとして

「嫌」とか「教えんとって」

って言われた時のショックの方がでかない?

 

だってそれってどういうことかっていうと

38歳独身女性に振られる20代前半ってことですからね。

 

それなら物語始まらなくいいや。

 

って納得しました。😀

 

 

 

 

 

いやー、もう一度あのおっぱいを拝みたい。

そんな人生であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えろい気持ちとかないとか言いやがって

結局、お前最初から最後まで性欲やんけ。

 

 

ごもっともでございます。

 

 

(完)