https://mitsuransa-1110.hatenablog.jp/entry/2020/08/03/221111
前回の続き。
先輩にミニオンズをあげないと言いつつも
毎日ハッピーセットを食べ続け、先輩の誕生日にミニオンズをあげるという計画を立てた僕。
本日が計画実行日。
家を出る際に大量のミニオンズをまとめて、可愛い袋に詰め込もうとするも、プレゼントに適した可愛い袋が見つからないので仕方なくユニクロの紙袋
にミニオンズを入れる。ついでにミニオンズだけだと誕生日プレゼントには物足りない気がしたので
お菓子も入れといた。可愛い先輩がポッキーを食べてる姿が様になると思ったのでポッキー(理由が意味不明)と僕がその時食べたいと思った三ツ矢サイダーのキャンディを入れて家を出る。
先輩と仲良くなりたいという思いはもちろんある。っていうか可愛いので独り占めしたいしデートしたいしあわよくば付き合いたいのだが
あくまでも職場での人間関係の真柄である。
ちょいちょい先輩にはアプローチをかけてはいるのだけれども、(それはまた別の機会に話すかもしれない)絶対にそういった状況を第三者に見られてはならないし、僕が先輩に好意があるということも第三者に知られてはならない。
(職場でそういうの他の人に知られるとめんどくさいからね。)
そう思い、タイミングを見計らうもなかなか2人きりになれそうにない。(仕事中にユニクロの紙袋隠し持って何してんだこいつは)(仕事してんだからそんなタイミングなんてなくて当然である)
まぁそうこうしてる間に休憩時間になってしまう。
こうやって場所とかタイミングとか気にしてしまっては渡せないまま今日という日が終わってしまいそうなのでここは腹をくくって誰に見られていようが渡す決心をする。
そして先輩を探す。
休憩室にて先輩発見。
なんと休憩室には先輩しかいない!
1対1で誰に邪魔されることもなく、完璧なシュチュエーションでプレゼントを渡すことができるではないか
(その間に人が来る可能性があることを全く頭に入れていない)
俺「あ、あの○○さん、これ、紙袋ユニクロでめっちゃダサいんですけど、誕プレです!
前言ってたミニオンズたくさん入ってるんで!どうぞ!」(コーナーで差をつけろ、ドラゴンの裁縫箱、俊足、アディダスの財布)
先輩「え、ありがとう!」
(ユニクロの袋を開ける)
先輩「うわー!ミニオンズいっぱい!ありがとう!家に飾るね〜。めっちゃ嬉しい!」
喜んでくれたみたいでよかった
先輩「てか、私、○○君に誕生日とか言ってっけ?」
俺「何言ってるんですか!先輩がこの間教えてくれたじゃないですかー。
(机の上に転がってた先輩の個人情報をたまたま見てしまって誕生日を知ったなんて口が裂けても言えない)」
先輩「そうだっけ?でもほんとありがとね〜嬉しい〜。」
というわけで、誕生日を祝いつつミニオンズを渡すことに成功したのであった。
次回、先輩と夜ご飯に行く編
(完)